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大谷 淳
Dr. Jun OHYA
早稲田大学 国際情報通信研究センター 教授
工学博士(東京大学)
専門分野:
コンピュータビジョン
バーチャルリアリティ
マルチメディア
パターン認識
プロフィール:
昭和29年9月29日東京生まれ。神奈川県の私立・栄光学園高校卒業後、東京大学工学部の学部と修士課程では精密機械工学を専攻しましたが、昭和54年の日本電信電話公社(現NTT)入社後は、画像情報の認識と表現に関する研究に従事しました。これらの研究成果をまとめ、昭和63年に東京大学から工学博士の学位を取得しました。その直後に、米国メリーランド大学に客員研究員として1年間滞在する機会をNTTから与えられ、国際的な視野を広げる大変良いきっかけとなりました。平成4年に関西学研都市にあるATR(国際電気通信基礎技術研究所)に異動となり、以後一貫してバーチャルリアリティと通信の融合に関する研究を行ってきました。最初の4年間は、バーチャルリアリティと通信会議を融合した臨場感通信会議システムの研究に従事しました。平成8年からは研究室長として、距離を隔てた人物同士の仮想的シーンを介したコミュニケーション環境の生成法の研究遂行と指導を行っています。このような仮想コミュニケーション環境を実現するために必要な要素技術である人物像とシーンの認識・生成技術の研究に加え、自分の姿を任意の別の姿に仮想的に変えることが可能な仮想変身システム等の新たなコンセプトの提案と実現を行っています。これらの研究を行うためには、コンピュータビジョン、バーチャルリアリティ、コンピュータグラフィックスといった工学のジャンルの研究に加え、アートと工学の融合という新たな観点が有効です。世の中をリードできる技術の実現を常に意識しつつ、新たな課題にチャレンジしています。
ATRは大変学際的かつ国際的な研究所です。今まで、多くの外国人研究員や学生と一緒に仕事をしてきました。また、一流の研究を行っている海外の大学との共同研究の機会も多くもつことができました。さらに、IEEEやACM主催の国際会議のオーガナイザーを務める等、国際的な学会活動に携わってきました。国際会議での論文発表やSIGGRAPH(コンピュータグラフィックスに関する世界最大の国際会議。毎年5万人規模の参加者を集める。)などのイベントでの実演デモ等も、大変有意義かつ貴重な経験です。これらの活動を通じて、教育と研究は日本国内に閉じることなく、国際的であるべきと痛感しています。
趣味は、音楽鑑賞(主にクラシック)、クラシックギター演奏(休眠中)、旅行、スポーツ鑑賞(テニス、スキー、ゴルフ、卓球を自分でさかんにやっていた時期もあり)と英会話も。家族は、妻(哉子)、長女(早輝、2000年1月21日出生)。
研究テーマ:
マルチメディア通信やバーチャルリアリティシステムの実現に資する画像処理やコンピュータビジョン技術を研究する。具体的には、シーンの認識・生成、実写映像とCGの融合、人物像等の動物体の認識・生成等である。
経歴・研究業績
E-mail:gits@list.waseda.ac.jp
主な著書等:
仲町英治編著他著者8名, "バーチャルファクトリ 未来工場への挑戦,"
工業調査会 (1994.6).
(本人担当分は第3章第4節、「通信とVF」(pp.151-166)).Yuichi Ohta and Hideyuki Tamura編集, "Mixed Reality - Merging Real and
Virtual Worlds," オーム社・Springer-Verlag, (1999.3) (本人は第16章
"Virtual Reality Technologies for Multimedia Communications"
(pp.285-300)を担当).